初夢は見なかった / 思考 / 睡眠
今年は初夢は見ませんでした。
いや、まあレム睡眠の時は夢見ているので、本質的には夢を見たことを覚えていない、か。
たぶん遊園地やらカラオケで疲れてたから熟睡してたんやね。
さて、それに関連して、思考と睡眠について考えてみようと思う。
これも前回の幸せについて考えてみようみたいな企画?と一緒で、ズブの素人の、素人考察なわけだけれど。
思考っていうのはなんだろう。
僕はよく暇な時考え事をしている。取り留めもないことだったり、先の予定の事だったり。
暇な時に思い浮かんでくることって、どこから生まれてきてるんだろう。
例えば、次の日に面接があるとしよう。それなら、面接のことについて考えちゃうのは分かる。でも突然湧いてくる、”アレ何か忘れてなかったっけ”みたいな思いつきはどこからうまれてくるんだろう。
深層心理、専門用語ではそういうのかな。
人間って、どこか無意識化で常に何かを考えているらしい。
それがあるきっかけで表層に現れたものが、意識らしい。うーむ、哲学的だ。
こう、宇宙の誕生と似たものを感じる。
宇宙も、無のゆらぎから誕生したものらしいからね。
とりあえず、暇な時僕はこんなことを延々と考えている。
小学校5年生のときも、”死”について考えちゃって、5日間くらい延々泣いてたこともある。
次、睡眠だ。
睡眠ってなぜ必要なんだろう。
世の中には、睡眠が必要ない人もいるらしい。
現在の脳科学では、睡眠は休養以外にも、記憶の整理、ホルモンバランスの改善などの役割があるとの解明がなされている。
この中で僕が興味あるのが、記憶の整理の部分だ。
人間が一日に見る情報量、この画素数で記録したらどんな容量があってもすぐに埋まっちゃうだろう。しかも、人間は無意識化にすべての事象を競合解決し、ある種の抽象化を行い記録しているのだ。
これって、現在のどのコンピュータを用いても再現不可能だ。
その抽象化の過程で、睡眠というのはとても有益な役割を果たしているらしい。
僕が思うに、夢っていうのは、その抽象化の過程の、ほんの一部を客観的に見ているんだと思うんだ。
パソコンで、デフラグってあるじゃん。ああいうのが脳でも起こっている気がするの。
断片化した記憶を、同じ種類に集めて、抽象化し、一つにまとめる。
よく夢見ている時に起こるのが、わけのわからないつながり。
現実では納得出来ないけど、夢の中では納得できちゃう、違和感がないっていうアレだ。
違和感がないってどういうことだろう。たぶんだけれど、意識という制約下では、ある種理性が優先になっちゃって、僕達の意識下でしかものを見ることができない。
でも、睡眠中の無意識化では、今までの進化の過程で獲得してきた、生物学的に恐ろしく性能の高いフィルタが記憶の整理とかをしていると思うんだ。
だから、違和感がないっていうのは、おそらく無意識化での、生物の本能としての部分が”違和感なし”と判断した、そういうものじゃないのかな。
まあ、ここまで話したのは全て僕の思考実験・考察なので、他愛のない戯言です。
いつも、こんなことを暇な時とか寝る前に考えているから、ボーッとしちゃったり、寝るのが遅くなっちゃったりするんだよなぁ。