性格
生まれ持った性格、というけれどそれは本当か。
逆に、”あいつは丸くなった”と言ったりもする。
性格は一貫性を持ったものであるのか、それとも変化するものなのか。
何度か話題に出しているけれど、僕は不登校を経験している。
小学校の頃、うまく思い出せないけれど、僕は真面目だった気がする。
というより、自分を”いい人”に見せようと背伸びしていた気がするのだ。
マラソン大会でもそうだし、成績とかに関してもそうだった。
自分を客観的に測定できるもの、なにか数字で表せるようなものに囚われていた気がする。
それってスゴイ疲れる。だからどこかで線が切れた。
その後は色々あり、不登校になってしまったわけだが、ここで変化が起きた。
変化はごくゆっくり起きていて、自分では気がついていないのだが、いわゆるストレスを開放するために自然に起きたものであると感じている。
不登校になるプロセスなんてその最たるものであると思う。
今まで日常であった”登校する”という行為が、徐々に”非日常”になっていくのだ。
これはとてつもないストレスである。僕も”登校しなかった”最初の一週間はかなり苦しかったのを覚えている。
でも、シーソーが傾くようにそのバランスも変化する。今度は逆に、”登校する”という行為がストレスになるのだ。
この言い方は適当ではないかもしれないが、”適応”したのだと思う。
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こう思うと、昔の僕は、キャパシティがなかったのだなと思う。
今の僕も、キャパシティは小さい方ではあるのだが。
ブレない芯を一本持っていれば、揺さぶられても折れること無く頑張れる。
角がなければ、ぶつけても大損害にはならない。