にちじょう

なにげないひびを、つらつらと

神様のパズル 読了

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大学の友人におすすめされて一ヶ月弱、ようやく読了。

 

おもしろくなかったわけじゃなくて、間にEVER17やら発売したばかりのMGS5:GZをプレイしていて遅くなったわけである。

 

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内容はとても清々しい物だった。

前半は導入部分でキャラクターを描いていって、中盤で少し失速したのだけれど、特筆すべきは後半である。

 

宇宙論という難しい問題を人間ドラマにつなげていく様は面白い。

宇宙、というか物理学は哲学に近い部分があるから、このような描き方をする小説は少なくはないのだけれど、伝わってくる雰囲気がさわやかでよかった。

 

本の表紙が表すような空気感を文体から感じられました。

 

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ふぅ、次は何を読もうかな。