にちじょう

なにげないひびを、つらつらと

白川郷ツーリング - 21~23日

SENAも購入しまして、長距離ツーリングへ行きたいと思いたち、友人と白川郷へツーリング行ってきました!

 

日程は21~23日。

3日分一気に日記書きます!

 

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一日目

 

 

いきなりアクシデントあり。

待ち合わせは朝六時で、夜型リズムの僕は徹夜で向かったのだけれど相方がいない。7時頃まで待ってもこないので熱か寝坊か?ということで起こしに行った。

結果寝坊でした。一時間遅れのスタート。

 

この日は凄まじく寒くて、雪もちらつく。気温はほぼ0度が続いていた。

このあたりで大雨が振る。2度ほどマクドナルドで休憩をとるも、手袋はべちゃべちゃで指はかじかみ、凄まじく疲労感があった。

 

大垣を超えた後、コンビニで休憩を取る。

このあたりで天候が回復、ツーリングにはおあつらえ向きの天気となってきた。

 

川沿いの堤防上を走るのも心地よい。

 

だが・・・

それはヤマザキショップ前で起こったのだ。

なんとバイクが故障。

 

経緯は、滋賀から160kmきた場所を走っている途中にメーターがダウン。おそらくウインカー、ヘッドライトも死亡。

エンジンは生きていたので近くの空き地に寄せレッカーを呼ぶ。

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レッカー、1時間ほどで到着し、上の写真はバイクだけが僕より先に滋賀へ帰ろうとしている光景である。

なんということだ・・・。

 

基本工具+ラジオペンチ+ニッパーしか持ってないし、バイクに関する知識も浅いので修理不可と見て、滋賀(下宿)最寄りのホンダドリームまで運んでもらうことに。

さよならバイク・・・。さよなら白川郷・・・。

 

これにてツーリング終了と思った矢先、相方がつぶやいた。

「タンデムで、ツーリング続けよう」

この言葉には驚いた。白川郷へはいけないとしても、今晩泊まる(予約済み)ホテルまでまだ100kmもある。それをタンデムで、しかもこの天候の中・・・?

 

でも帰るにしても160kmの道のりを走らなければならない。

 「よし、じゃあ走るか!」

 

ということでツーリングの旅は続くことになったのだ。

 

二人分の荷物を積み込み、トップボックスも付いている相方のバイクはぎゅうぎゅう。腰が痛い中どんどん突き進んでいく。

しかし・・・

1113mもある峠は道路凍結し放題な有り様。友人のバイクは前輪も後輪もすってんてんである。もちろん対向車もおらず。バイクなんて一台も見なかった。

 

神経をすり減らす事4時間・・・。

 

まじで死ぬかと思った。俺たち馬鹿だ。

 

ホテルついた後は、真っ先にお風呂へ。かじかんだ体の末梢を温める。

は~生き返った。

 

疲労感はたっぷりあったが、先立つもの(カロリー)がなくっちゃ体は動かない!

ということで、ホテルから高山駅まで歩き、最寄りの商店街へ。

 

なになに、高山は氷菓の聖地だったのか!(初耳)

 

食べたのはカツ丼!ボリュームたっぷり、さらに女将さんも色々気を利かせてお茶を出してくれたりと、最高のお店でした。

ごちそうさま!

 

その後はホテルに帰り、お酒で乾杯してから寝ました。

 

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二日目

 

は~良い目覚めだ!

 

この日は昨日行けなかった白川郷へ行くことに。

朝9時に目覚め10時出発。もちろん、タンデムで・・・。

 

高山→白川郷は80kmの道のりである。

 

途中、向かっていた道路(360号線)が通行止めと知り落胆。

だが、かなり前の道に戻ると、なんとか通じている道があることが判明。

そっちにかじを切り向かう。

 

道道は素晴らしい峠で、なんと山を3つも超えた。路面凍結もなんのその、どんどん突き進む。言葉とは裏腹に、速度は30kmほどでゆっくりと・・・。

 

そして。

4時間かけて白川郷に到着。

 

寒い中、たくさんの観光客の方がいらっしゃった。

暗くなる前に帰らないと路面凍結して危険なので、滞在時間は短め。

町並みを見、展望台へと向かう。

 

もともと夏の白川郷へのツーリング動画を見て、今回ツーリングを企画したのだけれど、冬もいい。

今度は是非、夏に来たい。それも、自分のバイクで。

 

帰りは凍結の心配もあるということで、2人で相談しあって僕はバスで帰ることにした。

 

結局、友人のほうが先にホテルに到着(高山駅からホテルまで歩いたので)。

無事だったようで何より。

 

この日の晩御飯はラーメン。

場所は昨日と一緒の、商店街へ。

このラーメン、ビター醤油とでも名づけたいほど、甘みのないスッキリした醤油ラーメンだった。

今まで食べたことない感じで、最高に美味しくて、久々にお汁まで全部飲み干してしまった。

ごちそうさま!

 

ホテルに戻った後は、相方が買ってきた地酒を飲む。

地酒をコップ2杯ほどいただいたところで眠くなったので寝た。

 

 

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三日目

 

 

さて、今日は!

一日目に偶然発見した氷菓のポスターをきっかけに、氷菓聖地巡りをすることに。

起床は9時。なかなかきつかったが頑張っておきた。

 

まず最初は!

ほえ~~~!

おっしゃれな喫茶店だ。

 

アンティークな時計がたくさんあって、ジャズが流れるおしゃれな喫茶店。

注文はもちろん・・・

 

これと、レアチーズケーキを注文。

コーヒーは暖かくて、生クリームの甘みが際立っていて美味しかった。

 

ちょうどコーヒーを飲み終わった頃に、同じく氷菓聖地巡りしてるであろう団体様*2が訪店。

席を譲ろうということで、店をあとにした。

 

次は・・・

初詣のシーン。と言っても、僕この話まで見てないんだ・・・。

小説版で言う、ちょうど、氷菓の部分までしか見てない。なので、また見なくちゃね。

聖地を巡礼してから、後追いアニメってのも珍しいと思うんだな。

 

さぁて、相方のほうが夕方から用事ありとのことで帰宅することに。

タンデムは両方疲れが増すので、二人乗りは岐阜駅まで。

 

岐阜駅に向かうには最初の日の峠を超えなきゃいけないのだけれど、今日は晴天。路面凍結も一切なしで、快適そのもの!

 

そうそう、途中、道の駅で出会いがあった。

「これ何ccなの?」

そう、とつぜんおじさんに話しかけられたのであった。

 

ここから話が弾む弾む。30分ほど話していたのではないか。

おじさんは16歳で免許取得。そのころは四輪免許に二輪がくっついてくる。

その後10年以上立った後、初めて50ccバイクに乗った時からバイクが好きになったようだ。

 

今では650ccのBMWバイク+250ccマジェスティの二台持ちという根っからのバイク乗りになったそうだ。

奥さんにレクサス買ってくれとねだられても、バイクを買ってしまったほどだという。

 

曰く、

「今のうちにバイクにたくさん乗っておけ」

「遊んでおけ!」

とのこと。大人になる、それも働かなければいけないようになると急に制約が増えるらしい。結婚すれば尚更のこと、と強く念押しされた。

 

バイクに乗っているとこういう出会があるから楽しい。

道行くバイク乗りとは会釈・手を挙げるなど、自然とコミュニケーションができるものだ。

乗り物として、そして人とのつながりとしても、バイクは強い媒体となってくれているのである!

二輪買って良かったアァァ!!!

 

おじちゃんと別れた後は、岐阜駅までひたすら進む。

そして岐阜駅に到着。

二人共フラフラである・・・。

 

バイクに燃料補給を済ませた後は、自分たちも燃料補給を。

駅中のラーメン店で二郎っぽいラーメンを頂いた。

 

その後は相方と別れ、僕は電車で帰った。

そして、南草津へ。

 

その後歩いて、マンションへ無事帰宅。

 

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さて、今回のツーリング、最高としか言えないほどおもしろかった。

バイクが壊れるというアクシデントもあり、修理代金がいくら掛かるか震えているところですが、それを鑑みても最高の旅でした。

 

結局のところ、

 

滋賀 - 高山 : 240km(うち、タンデム走行80km)

(以降全てタンデム走行)

高山 - 白川郷 : 80km

高山 - 岐阜駅 : 130km

 

おおよそ、450kmをバイクにて走りました。

友人に至っては、これに +190km走行、つまり640km走ったことになります。

 

途中何度か運転交代したとはいえ、タンデム走行メインでこれだけ走れたことは、良い経験になりました。

とはいえ、危険な行為であったことは言うまでもなく、今後は出発前にバイク屋で点検を行ってからツーリングへ行きたいと考えています。

 

次は6月ほどに、もう少しメンバーを増やしてロングツーリングをしたい!

 

以上、3日間の日記でした!